映画レビュー
ついに来たるはトンデモ日本。忍者に相撲に天守閣。 平和な漁村に魔の手がせまる。 予算はA級、ノリはB級。 ボンドがやらねば誰がやる。 ショーン・コネリーファンから見た『二度死ぬ』 トンデモ日本ファンから見た『二度死ぬ』 特撮好きから見た『二度死ぬ…
世界の滅亡まで、わずか7日。 核爆発を防ぐため、我らの007が海を駆ける。 核兵器をめぐる、文字通り"水面下"のスパイ劇 過去イチ、気合の入った撮影 すごいセットシリーズ:スペクター会議室 悪役の鑑:『エミリオ・ラルゴ』 ボンドガール:『ドミノ・ダー…
一言でいえば能天気。だからこそ、未だに語り継がれる金字塔。 好事家にとっては抗いがたい。それが『ゴールドフィンガー』。 長寿キャラクター『ジェームズ・ボンド』の転換点 退廃と戯画、アダルトとおふざけ 恐れていたゴールドフィンガーの金相場吊り上…
東西両方を手玉にとり、ジェームズ・ボンドを狙う謎の組織スペクターの罠。 イスタンブールを発つオリエント急行の異国情緒が、大人のスパイ活劇を演出する。 活劇ではなくロマン映画 東西両陣営を手玉にとる敵組織「スペクター」 西ヨーロッパから見た「オ…
記念すべきシリーズ第一作を支えるのは、ジェームズ・ボンドの男性的エネルギー。 そして、現実の歴史とフィクションが交錯する様子は、さながら60年代の縮図のごとし。 007シリーズへの偏見 最初のボンド映画、その運命 紫煙をくゆらせながらの顔見せ。『ボ…
念願の赤ちゃんを授かったと思った矢先、それと知らずに見たホラー映画が、じつは親子の悲劇を描いた作品だった件。 いかにして、喜びに冷や水をかけられる羽目になったか 親になる予定の人にとって、もっとも恐ろしい映画 『オムライスの歌』を許せるか?子…
謎のYouTubeチャンネル『ホームムービーじゃ』、 新作動画を公開しました。 ネタバレ自重せず、「すでに鑑賞済みの方と映画体験を分かち合う」目的で撮っております。 基本バーホーベンのファンである私ですが、とくにフェイバリットなのが『スターシップ・…
『トータル・リコール』の1990年版を、妻と一緒に鑑賞する動画です。
新三部作の完結編は、スター・ウォーズで育った僕らに、現実を突きつけてくる。 今こそ、シリーズへの信仰を試される分水嶺。心して観ましょう。 前作までの記事 『フォースの覚醒』 『最後のジェダイ』 【※I've got a bad feeling about this! 】 (ネタバ…
ゴジラマニアが偏執的な情熱をもって作り上げた『異形の映画』。 パラノイアゆえの巨大なカタルシスに圧倒されるが、平成VSシリーズの負の遺産を受継ぐ側面も。 ※例のごとく、ネタバレへの配慮は一切ございません。 常軌を逸した映画 長年にわたって熟成され…
『現在進行系の伝説』MCUのシリーズ集大成であり、10年間蓄積した財産をフル活用した、キャラクター愛の大氾濫。 ほかの誰にも真似のできない唯一無二の体験、それが『エンドゲーム』。 MCUの素晴らしさについて語った『マイティ・ソー バトルロイヤル』の記…
映画レビュー『キングコングの逆襲』(1967)ミニチュア特撮好きには感涙の一作。
カルト作品として名高い映画。 本作を観たあとに残るものは『地球~♪僕たちの星~♪』だと言い切れる 『宇宙大怪獣ギララ』は、『観てしまった以上、何かを書かざるをえない』ような作品でしたので、しばしお付き合いください。
一気にチープ&コミカルになった昭和ガメラシリーズの転換を象徴する一作。ノスタルジー的な意味で、楽しんだもの勝ち!
2大怪獣の繰り広げる空中戦!これぞ、昭和ガメラシリーズの誇る名作。怪獣映画として、娯楽作として非常によく出来ていて、名作としか言いようがない。
ガメラVS敵怪獣というパターンの幕開けとして、非常にマジメな一作。ガメラが他の怪獣と戦うのはこれが最初ということもあって、随所に色々な試行錯誤があったのだろうかと思わせます。
MCUがついに到達した10年の歴史の集大成!原作コミック既読者、そしてコミックファンとしての目線からレビューと今後の予想をば。
ブラックパンサーをレビュー。元祖・黒人スーパーヒーローの映画は、豪華で魅惑的なアフリカ賛歌だった!史上初かもしれない『根っからポジティブな黒人映画』に酔いしれるべし!
シリーズ40年目にして投下された、超特大の爆弾映画。 肯定派・否定派に分かれ物議をかもした本作について評価点を整理し、安眠できるようにしたいと思います。
マイティ・ソー単独タイトルの3作目にして、娯楽に徹した愉快なスーパーヒーロー映画。 それにしても、MCUの安定感と『徐々に観客を馴らしていく』巧妙さには舌を巻くばかり。
スターウォーズの新たな三部作、2作目となる『最後のジェダイ』公開を控えた今、心構えを整えるべく『スター・ウォーズ フォースの覚醒』を振り返ります。
『犬神家の一族(1976)』 市川崑&石坂浩二コンビの「邦画屈指の傑作」と語り継がれる名作を今更観てみたら、やっぱり名作だったという話 犬神家の一族(1976) 映画好きを自称するとき、必須科目のような『名作中の名作』といわれる映画というものがあります…
新規ファンを獲得し順風満帆のスタートレックはどこに向かうのか? 旧来からのトレッキーが語ります。 J.J.エイブラムスの新生『スタートレック』劇場版シリーズ。 その最新作が『スタートレック BEYOND』であります。 本作自体はけっこう面白く、映像の美し…