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さあ、エレキギターを弾こう。『YAMAHA PACIFICA 112V』レビュー

お題「#買って良かった2020

 

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結論から申しますと、あなたがもしエレキギターの購入を考えており、安価で練習しやすくて、後悔しない楽器を求めているなら、たぶん『PACIFICA 112V』はベストな選択肢です。

 

私はギターは弾けるっちゃあ弾けますが、基本的にはベーシストなので、ギターの経験はあんまり豊富ではありません。でも、だからこそ逆説的に、ギター初心者の方や予算を抑えたい方の目線として、この機種をものすごくおすすめできるんです。
 

 

現在のメインベース『YAMAHA BB735A』についてはこちら


 

 

安い!絶対に安い!

 

ヤマハ パシフィカシリーズの圧倒的なコスパの良さは、以前からネット上では話題になっていましたので、皆さんご存じかもしれません。

その中でこの「112V」は5種類のグレードの中で4番目にあたるエントリーモデルです。

最安グレードではないとはいえ、十分すぎるほど安い。

安いことの何がいいかって、何よりも「練習が手軽」ということです。

この価格であれば、練習のために手にとる時、本体が傷つくことにビクビクすることもありません。トラスロッドを回すのをためらう必要もないのです。気負わずに、ひょいと練習することができるわけです。

 

 

 

圧倒的な弾きやすさ

 

まあ国産メーカーの最新のオリジナルモデルなので、文句の余地がないくらいユーザーフレンドリーに設計されています。ものすごく弾きやすいのです。

 

外見は、しいて言えば『ストラトタイプ』の亜流なんでしょうけども、たぶん本家ストラトキャスターと同等以上に弾きやすい。

たぶん、コントロールやピックアップセレクターの位置が現代的なこともあって、大振りなストロークをしたとしても、ノブやスイッチに触ってしまうことがありません。

ネックについても細く薄く、握りこみやすい。カッティングにうってつけですね。

 

ブリッジはフローティング方式ですが、弦高調整、オクターブ調整も全く問題ないと思います。

チューニングも狂いにくいです。弦がこなれた後は、1日放置していてもほとんど狂いません。つまり安価ゆえの粗悪ギター、とは完全に一線を画しています。「ちゃんとした楽器」です。

 

 

ルックスのプレーンさがシブい

私が購入した個体は、イエローナチュラルサテン(YNS)という色です。

ボディもアルダー材の木肌そのままという感じ。くっきりした杢目フェチの方には物足りない淡白な雰囲気ですが、家具ではあるまいし、必要十分です。

 

この手の仕上げは、杢目や木材の継ぎ目がもろに見えたりするので、エントリークラスのギターではそんなに見ない気がします。私の好みにはぴったりです。

この色のボディに黒いピックガード、というのがシブいではありませんか。ギターヒーローで言うなら、ちょっとだけSRV風?でしょうか。ブルース・ロックが似合う色合いですね。

 

 

彼女をアンプに繋いだら

 

エレキギターは、アンプに繋いでなんぼです。

 

 

ちょっとスタジオに持ち込んで、マーシャルで鳴らしましたので、その時の感想をば。

大音量で鳴らしてもまったく問題ありません。

 

ただでさえS-S-Hでオールマイティな機種です。音作りの幅はかなり広い。

 

個人的にはリアにハムバッカーがあるのがいいなぁと思います。ハードロック系だとハムの音がほしいときがありますからね。センターとリアのミックスも面白く、結構好きです。
その上、リアにはコイルタップ機能もあるので、必要に応じて3シングルとして使うこともできます。さらに得した気分になれます。

 

ここまでオールマイティなのですから、ギター本体としては言うことは無し。あとはアンプシミュレーターなりエフェクターで何とかすればいいんじゃないでしょうか。

細かいことを云えば「音のコシが足りない」「パンチがない」とかになるのかもしれませんが、そんな贅沢を言えるほど上手な腕前をお持ちの方は、もっと高級な楽器を購入されれば良いと思います。

 

ちなみに私は自宅用のギターアンプは『amPlug2 Blues』しか持っていませんが、これで十分です。 小型、軽量、超便利。

 

 

 

こんな方におすすめ

 

エレキギターやベースをやっていると、ついつい楽器が何本も欲しくなります。

いろんなアーティストを愛せば愛すほど、それに近い音や見た目を求めてしまいますからね。パシフィカ112Vより安価で、好きなアーティストに近いルックスのギターもあるかもしれません。

 

でも実際問題、初心者にしてみれば「まずはたくさん練習する」ことが第一なわけで、安価な楽器は、そんな時にやる気を減退させてしまう要素を抱えているものです。

結局、弾き心地が悪い、ノイズが多い、細部の作りが粗い、といったことは気分を萎えさせてしまいます。練習のたびに「本物ではない」劣化コピーであることをつくづく実感することになるからです。

 

そういう視点で考えた時、パシフィカは「誰の劣化コピーでもなく、とてつもなく弾きやすく、ちゃんとした楽器」なんですよ。

最初に手に取る1本として、文句のつけようがないのではないでしょうか。

 

そういうわけで、これからエレキギターを始めようと言う方、自宅練習用に気軽な一本が欲しい方には「パシフィカ112V」はたぶんベストな選択肢だと思うのであります。